がん診療連携拠点病院とは
がん診療連携拠点病院とは、全国どこでも「質の高いがん医療」を提供することを目指して、都道府県知事による推薦のもとに、厚生労働大臣が指定した病院です。
本院は、平成19年1月31日に地域がん診療連携拠点病院の指定を受けました。その後、本院の有する高度ながん医療と充実した地域医療の支援体制を踏まえて、令和3年4月1日より、地域がん診療連携拠点病院(高度型)の指定を受けました。
本院は、静岡県における特定機能病院かつ医育機関として、がん医療を提供するとともに、多彩ながん医療人材の育成を担っています。また、厚生労働省指定のがんゲノム医療連携病院、小児がん連携病院として、静岡県西部医療圏にとどまらず、静岡県全域のがん医療の均てん化・高度化を担っています。
がん診療連携拠点病院に求められる要件
専門的ながん医療の提供、地域のがん診療の連携協力体制の整備、患者・住民への相談支援や情報提供などの役割を担う病院として、国が定める指定要件を踏まえて都道府県知事が推薦したものについて、厚生労働大臣が適当と認め、指定した病院です。がん診療連携拠点病院には、各都道府県で中心的な役割を果たす「都道府県がん診療連携拠点病院」と都道府県内の各地域(2次医療圏)で中心的な役割を果たす「地域がん診療連携拠点病院」がありその中でも都道府県知事がその診療機能等が高いものとして推薦し厚生労働大臣が適当と認め指定する地域がん診療連携拠点病院(高度型)があります。
がん診療連携拠点病院は以下の要件が求められています。
●集学的治療等の提供体制および標準的治療等の提供
●専門的な知識および技能を有する医師等の配置
●専門的ながん医療を提供するための治療機器
および治療室等の設置
●診療実績(院内がん登録数、悪性腫瘍の手術件数等)
●研修の実施体制(緩和ケア研修等)
●情報の収集提供体制
(相談支援センターの設置、院内がん登録等)
●臨床研究および調査研究
●専門的な知識および技能を有する医師等の配置
●専門的ながん医療を提供するための治療機器
および治療室等の設置
●診療実績(院内がん登録数、悪性腫瘍の手術件数等)
●研修の実施体制(緩和ケア研修等)
●情報の収集提供体制
(相談支援センターの設置、院内がん登録等)
●臨床研究および調査研究